朝日塾中学高等学校 講演会

2009.09.16

2009年9月11日。
澄み切った秋晴れの空の下、岡山の朝日塾中学高等学校にて、文化祭の行事の一環としてラモス氏の講演会が行われました。

講演会場となる体育館には大勢の生徒の皆さんと保護者の方に集まって頂き、大変な熱気に包まれていました。

ステージ上ではラモス氏の現役時代の映像が流され、ラモス氏の現役時代を知らない世代である生徒の皆さんは、その華麗なプレーを見つめながらラモス氏の登場を今か今かと待っていました。

司会者からラモス氏の経歴の紹介があった後、体育館の後ろからラモス氏が登場。盛大な拍手で迎えられました。
熱く語るラモス氏
講演では「時間があればボールを蹴っていた。」という少年時代の話から今に至るまで、夢をあきらめずに追いかけてきた自らのサッカー人生を語りました。

熱く、真剣に語るラモス氏の話に、生徒の皆さんも真剣に聞き入っていました。


   
そして講演の最後は生徒の皆さんから、直接ラモス氏への質問タイムです。
「では、質問がある方は手を上げて下さい!」
司会者がそう言ったとたんに沢山の手が上がります。

「サッカーがうまくなる方法を教えて下さい!」

「ラモスさんの最近ハマっていることは何ですか?」

「次々回のサッカーW杯ブラジル大会は監督として出ないのですか?」

次々に生徒さんが手を上げ、司会者がマイクを持って席に向かいます。ラモス氏は生徒さんの質問一つ一つに丁寧に真剣に、時に笑いも織り交ぜ答えていきました。
質問に答えるラモス氏
会場が笑いに包まれる中、 男子の生徒さんが「真面目な質問ですが、」という前置きの後、こう質問しました。

「ラモスさんは挫折したことがありますか?」

「ないです。」ラモス氏は即答でした。

あまりにも即答だったことと、意外な答えであったので、会場に驚きの混じった歓声が起こりました。
それは、どんなことがあっても決してあきらめることなく努力を続けていくラモス氏らしい答えと言えます。
ラモス氏は言います。

「みんなそれぞれの夢がある。
こういう道に行きたい、こういう風になりたいって。
その夢をかなえる為には、たくさんの努力を重ねて、どんなことも乗り越えて行かなければならない。」



夢に向かって真剣に取り組み、努力を重ねる必要性を述べた後、こう続けました。


「だけど、そこまで真剣にやっても、うまくいかなかったとき、夢が叶わなかったとき、そのときには、その人に合った他の道が見えてくる。」 と。
熱く語りかけるラモス氏
夢を叶えるためには、夢に真剣に向き合い、どんなこともあきらめずに努力を続けて行かなければならないというのは言うまでもありません。
しかし、それでもうまくいかなかった、夢が叶わなかったとしても、そこで終わりではありません。
うまくいかなくても、真剣に努力をしてきた人には、必ずその人に適した他の道が開かれ、またそこから新たな夢が生まれます。

夢を持つこと、夢に向かって努力し続けることの大切さを説いた後、
ラモス氏は生徒の皆さんに向かって言いました。


「落ち込むことはなにもない。必ず自分の道は自分がみつけられるから。」


前向きに生きる、とは常に夢に向かい努力し続けることなのかもしれません。

質問タイムが大いに盛り上がり、予定の時間を過ぎて講演は終了しました。生徒の代表から花束を受け取り、盛大な拍手のなか、ラモス氏は体育館を後にしました。


その後、グラウンドに出たラモス氏。

生徒の皆さんの輪の中で、生徒の代表とリフティング対決。


現役時代と全く変わらない本物の技に、生徒の皆さんは大歓声をあげていました。
リフティング対決
そこ危ないよ!
そして、PK対決。

「そこ危ないよ!」

ラモス氏がゴール脇にいたテレビ局のカメラマンに注意しました。

ゴールキーパーがカメラマンに気をとられたその瞬間、

シュート!

ラモス氏らしいフェイントシュートで生徒の皆さんを沸かせました。
それからみんなそろって記念撮影。

記念撮影が終わると生徒の皆さんが校門まで2列に並んで、長いラモス氏の帰り道が出来上がりました。
ラモス氏はその中をゆっくりと、皆さんと握手を交わしながら通って学校を後にしました。

生徒の皆さんと直接触れあい、最後まで、笑顔が絶えない1日でした。

記念撮影

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